べるぜバブ　バブ48「聖石矢魔学園」

前に男鹿が校舎を壊してしまったため、男鹿たちは転校することになった。
といっても、校舎が直るまでの間だけ。
でも、校舎の修復って通常だとどのぐらいの期間を必要とするのだろうな。
石矢魔高校の生徒全員が全員同じ学校にいくわけではなくて、いくつかの学校に分散して受け入れてもらってるらしい。
どこの高校でも問題児扱いだろうな・・・。
男鹿たちの受け入れさきは、聖石矢魔学園。

魔界ではベル坊を殺そうとした男――アスラン――。
アスランは盗まれた宝具を取り返してきた。
もちろん、ベル坊と男鹿のことを報告してる。
でも、アスランが報告している相手は誰なんだろうな。
いずれ、ベル坊と男鹿に人間界で会うことになる。
......魔界もいろいろと事情があるんだろうな。
魔王と言っても、もしかしたら一定の地域を治めてるなのかもしれないな。

聖石矢魔学園はおかしい。
なにがおかしいかといえば、男鹿と同じクラスに石矢魔高校の問題児が学年関係なく全員いるから。
神崎や東条は3年、邦枝葵は2年、男鹿は1年。

邦枝が賛成してるのは、男鹿が隣の席だからそれだけで満足なんだろうな。
わかりやすいけど、相手は男鹿だからなかなか大変だと思う。
もうカオスなこのクラスの担当をすることになった、非常に残念な担任は佐渡原巧。
可哀想に......問題児をまとめて厳しくいこうと思ったんだろうね。
それはわかるけど、ホントに集めた連中が悪かった。

見せしめに誰かに厳しい態度で注意してみようと思った。
選んだのは姫川。
シャツを注意して、停学にするぞとまでいうけど、

既に姫川に弱みを握られていた。
はい、姫川は無理だと。
佐渡原自身が危ない目に遭う。

じゃあ、次はもっと単純に、クラスの中で腕っ節の強い奴を捻ろうと思った。
で、目をつけたのは東条。
選択は悪くない。
でも、腕相撲を持ちかける相手としては間違ってる。

一瞬で終わった。
だから、相手が悪いんだって。
机が壊れた程度で済んでむしろ良かった。
腕が折れてないんだもの。

一番上がむりなら、一番下っぽい奴を。
それが男鹿だった。
ずっと男鹿とベル坊は居眠りしてて、起こして職員室へ連れて行こうとするけど、

気持ちよく寝ていたベル坊が泣き出して、男鹿と一緒に電撃を喰らうことに......。
ホントに可哀想に。
次は新キャラが出るらしい。
新キャラは、今回チラッと出ていた男子生徒なんだろうな。

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