ならば誰が

あれから一夜。
未だにハヤテは、決断できない。
当たり前か。
自分の決断が誰かの今後の人生を左右するのだから。

ハヤテが悩んでるように自分がその選択が出来る立場だとは思えないし。
じゃあ、誰が決めるのか。
伊澄でも、咲夜でもなく、これはやっぱりハヤテなんだよ。
自分で答えを出さないといけない。
どっちが大事かを......。
誰でも、そう簡単に誰かの運命に影響する決断はできない。
でも、今はそれが必要。

そんなこんなで、G.Wの旅行最終日。
お買い物タイム！！

ハヤテも、美希たちが提案した買い物に付き合うことになったけど、
やっぱりどこか元気がない。
ハヤテとしては隠してるつもりなんだろうけど、周りにはバレてる。
中心人物ほど、気がつかないものだからな。

悩め少年

西沢さんが言っていることは至極普通のことだけど、ハヤテのこの状況では実は重要な言葉になったりするのか！？
まあ、後悔しないようにハヤテが充分に考える必要がある。
ナギかアテネか、その二択になるか、第三の選択にするのか。
どれにするにも、ハヤテは後悔できないんだよな。

だから、ハヤテは充分に悩んで答えを出した方がいい。
どの答えでも、悩んで悩んで、悩んで、悩むぬいて出さないと後悔する。
いや、悩んでも後悔するかもしれない。

何かを選択して、そのあとでふと振り返ったときに、「あの時のあの選択は本当に正しかったのか？」疑問がわきあがることだろう。
選択してしまったあとは、ただただ選んだものが、正しかったと祈り続けることしかできない。

誰が大切なのか

落ち込んでるハヤテでも、ナギとの買い物は楽しいものになった。
それは今回だけじゃなくて、ナギに拾われてからの日々でも同じだったんだろうな。
だけどそれはお金で守れた生活。
お金はナギを守る、ナギの力。
それを失うわけにはいかない。

では、アテネを見捨てるのか？
ナギを守る選択をするのか？

石を渡さなくても、壊さなくても、アテネは死ぬことはない。
けど、それはアテネがアテネでなくなることになる。
どちらも天秤に乗せるには抵抗があるし、どちらに傾くかなんかわからない。

アテネは声にしてないけど、ハヤテに助けを求めている。
10年前王族の庭城に迷い込んだハヤテが、口にしなくてもアテネには助けを呼ぶ声が聞こえたように、
今のハヤテにはアテネの助けてという声が聞こえる。

来るな！
そういって自分を遠ざけて、ハヤテを不幸にすることしかできない、今も昔も助けてあげられない。

あのときのアテネの声の言葉は、自分をわざと遠ざけるためだったのかもしれない。
もしも、ハヤテとアテネが出会わないまま時間が進めば、ハヤテが知らないところでアテネは『違う誰か』に変わっていたんだろうな。
それなら、ハヤテも10年の時を経てアテネが自分を忘れて変わってしまったと思えたのかも知れない。

けど、出会ってしまった。
知ってしまった。だから、ハヤテは決断しないといけない。

悩むぐらいなら両方選べばいい

今回の話は進展というよりも、ハヤテが現状を認識する話。
やっぱり、ハヤテには「ナギ」か「アテネ」の選択肢は選べないだろうな。
ならば、「ワガママ」になった方がいい。
どちらも選べないならば両方を救う選択肢を採るしかないよなー。
※なんども同じことを記事に書いてるような。

両方を救う道は、簡単ではなくて棘の道だろう。
個人的に第三の両方を救う選択肢を持ってくると思ってるけど、二択で選択してきたらどうしようかと思ってる......。

提示された選択肢じゃなくて、ハヤテ自身が別の選択肢をみつけるところに意味があって、
それが「彼が選択した」ことになると思うんだけどな。
誰かに提示された答えじゃなくて、ハヤテが見つけることが大事。
そして、それが帝のシナリオにおいて想定されているだろういずれの展開よりも、勝っていないと・・・。
ホントに畑先生だから ............予想の上を行きそうだ。

英霊がアテネから離れたときの行き先がどこなのかなー。
消滅というのも考えたけど、それは望み薄。

誰かに憑依するかな？と思ってる。
1.帝
　帝「ワシは人間をやめるぞ、ハヤテぇえええ！！」
　どこのジョジョかと。

2.ナギ
　ハヤテの選択肢次第では、ナギの心の隙間に入り込む余地が生まれそう

3.マリアさん
　「私の変身はまだ二回残しています。この意味がわかりますか？」
　勝てない！

まあ、他の誰かにいくなら上記三人(有力は帝かナギ)だろうか。
案外マキナあたりでどうにかするとか、姫神あたりで手を打つのもありか。

このハヤテの決断に関しては、BSを見る限りだと

えーと、ここから数話は......
ていうか253話までは是非とも途切れずに読んでほしいです。
一週間のページ数が16ページと決まっているのが週刊連載。
しかし、どうしても16ページで切ってほしくない話というのは
あって、今週からの一連の話がまさにそう。

できればサンデーを買っておいて貰って
253話が掲載された時点で一気に読み直してほしい感じ。

とりあえずそんなこんなな第四章。
その起承転結の『起』の部分。
悩むハヤテに、揺れるヒナギク、そして浮かれる泉たち。

その時はナギは何を考えているのか......？！(まんが家BACKSTAGE -畑健二郎-より)

253話あたりで決定するみたいかな？