境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

境界線上のホライゾン2〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

正直長い！！　厚い！
境界線上のホライゾン2上下は、いろいろと詰まってるし、長丁場でした。

端的に言うと、全裸とおっぱいの話です。
なんか、作品内でトーリが服を着てるのが少なすぎるだろ。
全裸、バカがトーリを指す言葉で定着していくのが悲しくて。

2上下は何を書いたらいいのかと迷うぐらいに、いろんな話がありまして。
一体何人の人が理解して読めたのかと思ってしまった。

私は点蔵と傷有りの話を追いかけるので精一杯だったような。
ネシンバラとシェイクスピアの話もなんだかんだで好きですが。

今回の話で、大罪武装として強欲を取り戻したホライゾンが、
今後少しはトーリの強欲になってるくれるのかなーと期待を持っています。
強欲といえば、実は傷有りも結構強欲だよなーと思いながら、ヘタレな点蔵が大変だと思う。

大罪武装の強欲を取り戻す話だから、三征西班牙のセグンドとファナの話だって、強欲な話に思えたな－。

やっぱり、アルマダ海戦とメアリの処刑の歴史の再現がなー。
この両方が行われてるから、個人的にはめんどうだった。
アルマダ海戦をやってて、メアリの処刑の話もあって......。

あとは......今回の英国や三征西班牙の話で思ったのが、
今のところ大罪武装を集める話って、終わりのクロニクルの概念の核の交渉に似た雰囲気が。
まあ、各国が持っている貴重な戦力を、返せと言われて返すのはないし、
となれば、終わりのクロニクルみたいに交渉して、場合によっては戦闘してという流れになるか。

ただ、全部の大罪武装が集まってどうなるのか。
今回の話で、予想される末世で起きる出来事をどうするのか。
まだまだあれこれあります。

しかし、2下の時点で終わりのクロニクル7を超えてるんだろ......。
どうすんだよこれ。
川上さん、もう少し優しくいきましょう。
1200ページ相当で上中下とかになったら泣きますからね？

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
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