畑先生の一週間もわかる プロになるためのマンガ創作BOOK このエントリーをはてなブックマークに追加 畑先生の一週間もわかる プロになるためのマンガ創作BOOK
畑先生のある一週間


先週から制作していた原稿が完成し、8時に担当さんが原稿を取りに来る。15時頃まで睡眠をとったのち、アニメを見たりゲームをしたりして、17時から担当さんと打ち合わせ。その後20時からファミリーレストランでネーム作成。


7時頃ネーム完成(これだと楽。ここに3日以上かかるとピンチ)。睡眠をとり、14時頃担当さんにネームをFAX。一度でOKが出る(直しが入ることもある)。17時頃夕食を食べたり、本を買いに行ったりしたのち、作画に入る。


終日先生一人で作画(下書きとペン入れ)。一日8ページくらい進める。


11時頃アシスタントさんが来て、背景と仕上げ作業。先生も引き続き作画作業を進める。

12時頃先生の分の作画終了。アシスタントさんは引き続き背景と仕上げの作業を続ける。先生は午後からWebサンデー用のイラストと文章を書き、カードゲームのイラストを描き始める。


原稿が完成。アシスタントさんも解散。11時頃担当さんが受け取りに来る。その後先生一人で少年サンデーの表紙を描く。


サンデーの表紙とカードゲームのカラーイラスト完成。19時から担当さんと打ち合わせ。
(プロになるためのマンガ創作BOOK[AA]より)


というわけで、いきなり畑先生の一週間を本書より引用しました。
これで畑先生は「この週はとても忙しい週」と言っている。確かにカード、webサンデー用のイラスト、表紙となれば大変だろうな。

まず、正直に言ってプロになるためのマンガ創作BOOKは畑先生の部分しか読んでいません。なので5ページほど。

ナギと西沢さんは元を辿ればモデルは同じ!?

たとえば、ナギというキャラと西沢さんというキャラは同じ人から生まれています

一人のモデルから性格や行動参考にナギが出来て、口癖と容姿は西沢さん。
畑先生も本書で答えてますが、キャラクター作りは人間観察が大事。

女の子を上手に描く為のアドバイス。

自分のフェチズムみたいなのは、大事にしたほうがいいと思います

ああ、つまり畑先生は貧乳と虚乳が好きだと(ちが
小説などでも自分が可愛いと思える女の子キャラを作れ!というようなのはどこかで訊いたことがあります。

ストーリーに関して。
ハヤテのごとく!というよりも、ストーリーというもの自体にどう考えを持っているのかということ。
本の中では、シナリオが書かれているファイルが開いてるディスプレイが写真で掲載されていますが、セリフしかないけど、小説みたい・・・状況描写など入れば小説だな!。ちなみにアーたん編のもの。

ハヤテのことというよりも、マンガについてなのでハヤテ好きは物足りないかも知れないけど、畑先生がどういう風に漫画を描いているかというのを知るにはいいかもしれない。
個人的にはもうちょいいろいろと欲しかったけど、後ほどじっくり読みます。

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