王族の庭城とアーたんにまつわるエトセトラ このエントリーをはてなブックマークに追加 王族の庭城とアーたんにまつわるエトセトラ

ハヤテ過去編も終わったことなので、まとめというかいくつかの疑問を再提起。
ハヤテというよりは、アーたん関係で。

マリアさんとアーたん
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天球の鏡で浮かび出たマリアさんをみて、どこか懐かしそうだったアーたん。
この二人の関係はなんだろうか?
・姉妹
・王族の庭城絡み
といったことが真っ先に浮かぶけど、案外忘れそうな関係性というのがあって、
それは二人が友人であるということ。
まあ、どの関係であってもアーたんはマリアさんの本当の名前を知っているのだろう。
ということは、マリアさんの記憶絡みの話でアーたんが非常に重要な役割になる。
……もしかしたら、忘れていること自体が罪だと言い出しかねないかも知れない。

神様のまねごと
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これは最初アーたん自身が身につけた力だと思ったけど、
たぶん王族の庭城の中限定で使える力だと思う。
伊澄が持ってる力とはまた異なるだろうし。
王族の庭城限定で使えるとしたら、その力の源はやはりあの棺か。


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王族の庭城での最大の謎。その一つといってもいいでしょう。
これが王族の庭城への道を開閉するもの?
少なくともハヤテとアーたんが決別する前の戦いで、
アーたんの感情を暴走させたもの。
木刀・正宗にも似た効果があったが、アレとは性質が異なるでしょう。
中身がかなり重要なものなのは当然。
棺の中身、普通に考えれば誰か、いや何かの遺体が納められている。
けど、果たしてそうだろうか?
誰かが外に持ち出せるものであるのは確かみたいだけど。

白桜と黒椿
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特に白桜に関しては、鳥の像の額に突き刺さっている。
白皇と白桜。……王族の庭城に続く道があった場所には、
後に白皇学園が建つ。
白皇の校章って、確か鳥をイメージされてるはず。……考えすぎですか?

187話のアーたんの発言から、誰かが王族の庭城に侵入したと考えれば、
いくつかのものというのは外に持ち出されていることが考えられる。
白桜というのもその一つかなーと思う。
もしかしたら白皇にあるかもしれない。
いろいろと白皇と王族の庭城というのは共通になる符号があるようにも思えるし。


アーたんがハヤテにあげた指輪。
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一体なんだったのか?
まあ、形状や物語を考えるに、魔石の一つと考えることが出来ますね。
ハヤテの両親が質に入れて、おそらく流れたのだろうけど、
今は誰の手にあるのかな?

なんのためにアーたんは王族の庭城にいたのか。
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天王州の令嬢が行方不明と言われてる。
重要なのは「行方不明」だと言うこと。
行方不明ということは、アーたん――天王州アテネの両親は捜索願いを出していることになる。
アーたん自身は家出とか。そうすると、両親に酷い目に遭わされているハヤテにどこか共感する部分があるというのも納得できる。
王族の庭城に関しては……どこで知ったのかな?
案外王族の庭城にたどり着いてから、どういう場所かというのを知ったかも知れない。

なぜ、ハヤテは王族の庭城へ入ることが出来たのか。
どこで彼は条件を満たせたのか。
彼が取った行動は、両親に絶望して、何もかもが嫌になって、ただ走った。
世界に対してなにもかも嫌になった。
つまり、絶望と孤独あたりが絡んでいるのか?
いや、単純にこの頃は王族の庭城への道というは開かれていたから入ることができたということか。
実は誰でも入ることができた?
だからこそ、誰かが棺の中身を外に持ち出せたのか。
アーたんからすれば、王族の庭城に来る人間は皆同じ目的、理由だということは明白だったみたい。

今後
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やはり、気になるのは三千院帝とアーたんの関係。
絶対に穏便に済むわけがない。
バトルという展開ではなくて、なんらかの争いになるのは確かだろう。
また、アーたんがいう王族の庭城に未練はないというのは、あの場所での大体の目的を達したのか?
そして、王族の庭城への道が閉ざしたのは「棺の中身を持ち出したか、あるいは……」と言ってる。
あるいは……の可能性ってなんだろう?

アーたんは……ハヤテのごとく!におけるさまざまな謎についての解答を持っている数少ない人物。やはり、もっとも多くの解答を持っているのは三千院帝になるだろうし。
少なからず何かを知っているのは、案外霞愛歌だと思う。でも、情報量は少なそうだな。
どうしても、もう一度王族の庭城に行ったときに、アーたんではなく三千院帝が『何か』を手に入れるように思えてしかたない。

また、マリアさんとアーたんが友人なら、マリアさんがアーたんの名前を呼ぶというのも非常に重要になりそう。
それにしても、王族の庭城。むしろ、王族の箱庭の方があってるようにも思える。
うーむ。

結論には至れないことばかりなので、私の考えばかりですが。
こういったことを考えながら、今後のハヤテのごとく!を読んでいくと面白いかも知れません。
個人的はやはり三千院帝の目的というのは、紫子を生き返らせることにあるんじゃないかなと思う。
でも、それだけじゃ面白くないよなーと思う。

過去の残滓の詰め合わせ。で書いたもので、今回と絡めて読むと面白いかも知れない記事。
まあ、連載当時なので的外れのことも書いてますが。
始まりで終わりの場所? ハヤテのごとく! 第179話「THE END OF THE WORLD 2 神さまが棲むという城」の感想後記 - 残滓の詰め合わせ。
ハヤテのごとく! 第182話「THE END OF THE WORLD 6 終わりの予兆」の感想後記 - 残滓の詰め合わせ。
ハヤテのごとく! 第187話「THE END OF THE WORLD 10 いつか、雨が上がったら」の感想後記 - 残滓の詰め合わせ。

コメント[2]

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やっぱり白皇のガーデンゲートってつながっているんですかね?

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>やっぱり白皇のガーデンゲートってつながっているんですかね?
それがわかったら、苦労はしません。
記事内でも書いているように、何らかの関係はあるのではないかとか思います。