ダブルアーツ 第19話 「“レッスン1”」
戦い方を教える。それを引き受けたファラン。
まあ、スイが教えてやろうか?と言ってるけど、キリがいうようにスイは人に教えるの無理そうだな……。
私としては、ファランはもう少し拒絶するかと思ったけど、意外と乗り気ですね。
ええ、乗り気です。
ここ数日、行動を共にしていたからファランはキリやエルーのことに少しは好感が持てるようになったのかな。それが引き受けた理由か。
それにしても、「嫌いじゃない」なら「好きってこと」か……。
そうは言えるよなー。
わりと「ふつー」とかいうのにとか思う。
スイ笑いすぎ。
いや、ファランがいうように、キリとエルーに必要なのはコンビネーション。
二人で戦う。そこには一体感が必要だし。二人は手を繋いでいるから、ダンスを連想できるか。
というわけで、ファラン指導の下ダンスレッスン。
意外と厳しいな。
一体感が必要だもんな。二人で動くということは、お互いにお互いの呼吸を知るということだし。
ダンスレッスン中、少しだけ出てきたファランの過去の話。
ある国の遊撃部隊にいた。
そして、世界中であらゆる武術を身につける旅をしていた。
いつしか、人に教えるように……すげぇー、ファランが都合の良い良いキャラに!
と思ったが、ファラン自身が誰かを護るために戦わないと言っていたのだから、
こういう役回りになるのはわかっていた。
双戦舞――ダブルアーツ――
スイの前で才能とか強くなるとかは禁句か。
キリについていけてるエルー確かにスゴイよな。
フレアで倍にされてるとはいえ、もともとついていける素質がないと難しいところがあるのに。
実はエルーはできる子?
ファランが危惧するように、キリの力「フレア」がな。
能力には何らかの反動があるものなのに、キリには今のところそれがない。
手を繋げば、繋ぐほど、強くなる。リスクなしで。
使い方次第では、どうにでもできる力。
無限機関のような力。
キリってどうしてそんな力があるのだろう。
それが話されるのはもう少し先かな。
今回の目標はキリとエルーの二人の武術を――双戦舞を作り上げること。
ああ、ここで作品のタイトルであるダブルアーツが出てくるのか。
一つの武術ができあがるまで一体どれだけ時間が掛かるのかと!というツッコミなしにして、
キリとエルーが強くなるフラグはあった。
でも、その一方でスイがここのところほんとになんか空気が読めない子になってるよ!?
二人が強くなっていくをみて焦るのか、それとも彼女は彼女で水面下の努力をしているのか。
……どっちかな。
ファランの話に出てきた「ある国の遊撃部隊」にいたという話。
なぜ抜けて、あらゆる武術を身につけようとしたのか。
そこも気になっていたりする。
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