Fate/ZeroVol.2「王たちの狂宴」のレビューらしき紹介 このエントリーをはてなブックマークに追加 Fate/ZeroVol.2「王たちの狂宴」のレビューらしき紹介

Fate/Zero Vol.2 -王たちの狂宴- (書籍)


Fate/Zeroの公式ページ
ついに冬木市を舞台に開始された四度目の聖杯戦争。悲願を胸に召喚に応じたセイバーこと騎士王アルトリアではあったが、その誇りの在処を巡って、マスターである衛宮切嗣との軋轢は次第に深刻さを増していく。
 そして葛藤するセイバーの前に、次々と立ちふさがる強敵たち。呪いの槍を繰るランサーだけでなく、妄執に取り憑かれたキャスターにまで標的とされた彼女は、休む暇もなく熾烈な戦いを強いられる。
 さらに、王たる誇りを掲げる彼女を格別に意識して挑みかかってくる二人の英霊――ライダーこと征服王イスカンダルと、アーチャーこと英雄王ギルガメッシュ。
 互いに三者三様の王道を競い合うべく、イスカンダルが提示した異例の『闘争』の形とは……!?

 激突がさらなる激突を招き、錯綜する因縁にますます加熱するバトルロイヤル。七組の魔術師と英霊が激突し火花を散らす『Fate/stay night外伝』第二巻。

Fate/Zeroの2巻。
口絵の凛と桜がいい。

内容はというと、キャスターが主なものだったかな。
青髭と聖処女といえば、出てくるのはやはり「アイツ」しかいないわけで。
真名も口絵でわかります。
元々、なかばイレギュラーなマスターとサーヴァントだと思っていますが。
キャスターの聖処女――セイバーへの執着は異常なものがある。
聖処女を求めていたキャスターからすれば、もうすでに聖杯を手に入れたも同然なのはわかっているが……。

キャスターとそのマスターに対して討伐が下されるとは思わなかった。
しかも、報酬が令呪とは。
こぞって、キャスターを捜すわな。
令呪が聖杯戦争において、どれだけの価値があるかはわかっているんだし。


切嗣対ケイネスは、ケイネスの月霊髄液のオートガードがなかなか面白かった。けど、切嗣の魔術の『固有時制御』は早い話がヘイストやスロウなんだろうな。魔術師として戦うケイネスを見ていると、切嗣が魔術師らしくない戦いをしているのがわかる。

ランサー・セイバーVSキャスター。
何よりも、ランサーの騎士らしさがすごくいい。
Fate/stay nightのランサーのいい騎士だったが。
キャスターの宝具から無尽蔵に生み出される異形との戦いを考えるとホントにさっさと『約束された勝利の剣』を使えれば終わっていただろうに。
左手を『必滅の黄薔薇』で傷つけておくことで、パワーバランスを取ろうとしてるんだろうけど。それを考えると、ランサーがやられるまでは『約束された勝利の剣』は使わないのかな。

ランサー。
彼は彼で、主に仕えて戦うことが望みだから聖杯を何かに使う気はないみたいだけど。ソラウに対して、魔貌が効いてるみたいだからなー。なかなか悲劇的なことになりそうな予感もある。
けど、やはり、ランサーにはセイバーと騎士らしく誇りを掛けて戦って欲しい。……果たしてそうなるか……。


ライダーとウェイバー。
やはり、この二人は良い関係だ。
なんだかんだで、ライダーはウェイバーを認めているし。
ウェイバーも少しずつだけど、ライダーを良しとしようとしている。
そんな彼らの関係は好きだな。
聖杯戦争の行く末として、必然的にその絆は断たれてしまうけど。
Fate/Zeroにおいては、ライダーとウェイバーがお気に入り。

ライダー、アーチャー、セイバー
三人の王が一堂に会して酒を飲み比べている様は、面白いけど圧巻だ。
そこに現れたアサシンが無様だったが。
ライダーの最終宝具は反則だな。
あれを打ち破るには、アーチャーしかいないか。
一体一体が独立したサーヴァントだとしても、アーチャーの宝具を考えると……。でも、その戦いは壮絶なものになるだろうから、楽しみ。


今回でアサシンは脱落したが、まだマスターの脱落者がいない。ケイネスは脱落したと言えば、脱落したが……。
次巻あたりから、どうなるやら。
全四巻だったハズなので、そろそろ加速していかないと結末にたどり着けない。
ページ数が増えるのなら、私は歓迎だが。

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PS2版のFateを買ってしまおうかな。買う気はあるんだけどなー。やる時間。
とりあえず、買おう。