イフリート~断罪の炎人~1巻 のレビューらしき紹介 このエントリーをはてなブックマークに追加 イフリート~断罪の炎人~1巻 のレビューらしき紹介
イフリート 1 (1)
イフリート 1 (1)吉田 正紀

小学館 2007-04-18
売り上げランキング : 1011


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


WEBサンデーよりコピペ
過去に何者かの手によって体を改造されてしまったユウとニナミ。いつかそいつらを捜し出して元の体に戻ることを目指す。哀しき絆で結ばれた二人の殺し屋が、世にはびこる外道どもを断罪の炎で焼き尽くす、漆黒のバイオレンス・サーガ!!

最近の新連載の中では、このイフリート~断罪の炎人~はかなり好きだったりします。サンデー、ジャンプの両方の新連載陣を考えても。
まあ、好みは分かれるかも知れませんけど。

一巻ということでニナミとユウの能力紹介が主。
感情が高ぶると、体温が上昇するユウ。
動いたり、騒いだりしていないと体温が低下するニナミ。
二人は、それぞれの能力が日常生活で影響を出ないようにするために、ユウは無感情に、ニナミは活発に過ごしている。
でも、能力を使うときにはこの二人の性格が入れ替わると言ってもいい。ユウは感情を昂ぶらせるし、ニナミは心を閉じて体温を低下させる。こう反転現象というか、それが面白いと思う。
ともあれ、ナイフや弾丸を体温が幾ら鉄を溶かすぐらいまで上昇させたからと言って防げるのかな?とか思うけど、対象物が溶けてしまうからいいのか。
ニナミは、ニナミで水があればかなり強力な能力。
水を急速に凍らせたり、相手を凍らせたりと。
彼らは、自分の身体を改造した組織への情報を得るために、咎人会の仕事をこなす。

依頼者の復讐をこなすのが、咎人会。
現時点では本誌でも、ユウとニナミたちが仕事をこなしてばかりで、他の咎人会の人間がどのように仕事をこなしているのかは描かれていない。だが、今後書かれることを期待したい。
やはり、咎人会はまだまだ謎の多い組織なので。
そういう部分も含めて、今後が大変楽しみな作品。ただし、ユウとニナミみたいな能力者が多様されるのはちょっとなーと思う。多少は出てくると思うのですが、多すぎるのは……。

イフリートの魅力はなんだろうかと考えると、ニナミとユウが決して正義の味方ではないというところなのかも知れない。
彼らは咎人会の依頼であれば、きっとどんな人間でも殺すのだろう。
そういった部分に魅力があるのかもしれない。

イフリートの今後に期待(FC2 Blog Ranking)