夢見たのはいつかの少女の話。トニカクカワイイ第207話「祈り」 このエントリーをはてなブックマークに追加 夢見たのはいつかの少女の話。トニカクカワイイ第207話「祈り」

トニカクカワイイ第207話「祈り」

a

前回の話から1400年後、目を醒ました輝夜。
彼女にとって前回までの話は夢の中のこと。
月に還る輝夜姫のことも、彼女を愛した帝のことも夢のこと。
ただ輝夜姫側が感じた想いも一緒に感じたんだろうな。

輝夜にとって輝夜姫は、
遠い世界からの侵略から、全部を裏切り、命を投げ出してたった一人で
この星を守った少女。

輝夜の口ぶりから考えるに、
輝夜姫は帝とのあいだに、愛だの恋だのを感じなければ、
1400年後の現代まで存在してこの星を支配していたんだろう。

a

でも、夢を通して、恋と愛に触れたことで、
理解出来なかった感情をわかったんじゃないかな。

恋や愛なんて合理的に考えたらダメなものよね。
それらの感情は失うものよりも僅かでも得るものがあれば満たされる感情なんだし。

今回の話が月光輝夜側のエピローグってところですね。
これで今度こそ一区切り。
次週9/21は休載。


トニカクカワイイ (21) (少年サンデーコミックス)コミック2022/9/15