答えのない問題 三月のライオン6巻 このエントリーをはてなブックマークに追加 答えのない問題 三月のライオン6巻

3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)

五巻から続くひなちゃんの問題の話。
いじめに対して100%の回答はない。
これに関しては、以前羽海野チカ先生はTwitterでそんなことをポストしていたなと思い出した。
そうか、あの時この五巻に収録されている原稿を執筆していたのか。
桐山零がひなのために、自分にできることに全力になった。
これまでの桐山と違って、自分が為すべき事しなければいけないことが明確になったから、
将棋に対して鬼気迫るものが感じられた。
桐山が将棋で戦ってるように、ひなも学校で戦っていたわけだ。
ホントにひなの担任はダメだ----!!
自分のクラスにいじめはないと思いたいのはわかるけど、
そうやって目を背けると事態が大きくなってやがて取り返しの付かないことになる。

二海堂がどんな想いで将棋をやっていたのかを知った桐山の、
新人王の決勝戦の戦いっぷりはすさまじい。

この巻に収録されている最後の話の、ラストはずるいな!
もう五巻のラストと同じぐらいずるいな!!

「ウミノとゆかいななかまたち」は爆笑でした。
もうホントにお疲れ様です。