とある魔術の禁書目録#17 「第10032次実験」
月刊少年ガンガン2008年11月号掲載分ネタバレあり。

とある魔術の禁書目録のコミックス3巻は11月22日発売！！
そして、来月発売ガンガン12月にはインデックスマウスパットが付いてきました。

助けたかった命

無抵抗な当麻に対して本気の攻撃を仕掛ける美琴。
何度攻撃を受けても当麻は立ち上がる。
何度でも、何度でも。
立ち上がる。
美琴は自分のせいで一万人の人間が死んだと罪を感じている。
一万人を殺した悪党である自分が生きていることが許せない。
だから、一方通行に無抵抗闘って死のうと考えた。

美琴が一人の命で一万人の妹達を助ける。
だけど、それじゃ誰も救われない。
美琴がホントに守りたかったものは、これから死に逝く一万の命、もう既に欠けてしまった一万の命。
その両方だったはず......。

その涙

美琴と当麻がやり合ってる間も実験は進む。
ミサカは実験が開始される場所に向かいながら、当麻のことを思い出す。
その当麻はというと、美琴の攻撃を受けて意識を失っている。
だけれど、当麻は考えている。
新しい選択肢を。
美琴が死ぬしかないのか、このまま実験を進めるのか。
だけど、他に選択肢がない。
ならば。
自分の手で切り開け。

目を醒ませば、美琴がいた。
文句を言いながらも、当麻の心臓が止まったのかと心配し、涙を流した。

当麻が考えついた実験を止める方法。
それは無能力者に最強の超能力者が負けるということを起こす。
そうすれば、最強と言うことが前提であるはずの一方通行は実は弱いということになる。
第10032次実験開始

ミサカは疑問を呈する。
既に学園都市で最強と言われている状態で、更に上を目指すのはなぜか？
一方通行が目指しているのは、最強ではない。
それでは所詮最強止まり。
彼が目指しているのは、最強ではない無敵。
絶対的な強さ。

反射が効かない状況。
でも、意味を成さない。
一気に距離を詰められて、ミサカは触れられるだけで飛ばされる。一方通行とミサカの実験に割って入ってきたのは当麻。
一方通行と幻想殺しの戦いが始まる。

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