To LOVEる -とらぶる- トラブル118 「恋ノ力」
自分の気持ちをララに伝えておくのか、どうかということに揺れる春菜。
友達であるララ。
リトの事を好きでいるララ。
それらを春菜は知っている。
でも、春菜ってあんまりララに対してライバル意識というのを持っていないような気がしてならない。
そのあたりは薄いなー。
リト本人に告白するのも恐いんだろうけど、ララに自分がリトのことを好きだと言うのも恐いものだよね。
リトが毎回こういう事態に遭っても、それでも恋心が冷めない春菜は尊敬に値する。
ララは気にしてなさそうだし。
むしろ、手作りクッキーを作ったりして頑張ってるしなー。
それに比べて、自分は何をしているのかと春菜は思ってしまうわけで。
でも、リトにとっては春菜が何かをしなくても、いろいろともらってるわけなんですよ。
といっても、春菜自身はそういうことはわからないしなー。
悩んでしまうものですから。
自分は一体何を怖がっているのか。
告白したときのリトの答えか。
それとも壊れるかもしれないララとの友情か。
恋と友情。
この二つの天秤はいつも人を悩ませる種になりますからね。
いろいろと考えてる自分、友達として自分のことを心配してくれるララ。
それなのに自分の気持ちを隠している。
それがどこか恥ずかしく思えたんだろう。
だから、決断した。
ララに勇気を出して自分の気持ちを告げた。
そう、ララが大事な友達だから。
春菜の勇気に乾杯!
このシリアスな流れだけど、ララはわりとすんなり受け入れて、
二人で、お互いに、頑張ろう!という流れになりそうだ。
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