ハヤテのごとく! 第182話「THE END OF THE WORLD 6 終わりの予兆」の感想後記 このエントリーをはてなブックマークに追加 ハヤテのごとく! 第182話「THE END OF THE WORLD 6 終わりの予兆」の感想後記



やはり、ハヤテの過去編であり強制イベントということで、さまざまな事柄との交差点となってきている。今回気になったのは、「白桜」と「黒椿」の二振りの剣。特に「白桜(はくおう)」と「白皇」の関連。過去編では名前との繋がりを持つものが多いですから。白桜が正義の味方の最終兵器でよほどの人物じゃないと抜けないのか……。その役割はやはりヒナギクに持ってくるのだろうか? ハヤテのごとく!での正義の味方は彼女になるだろうし。黒椿は白桜との対。黒椿を持つ人物……アーたんでいいのかな? となると、黒椿を持つアーたんとヒナギクは対になりえるのか。キャラクターとしてではなく、正義の味方と悪の女王として。


そういえば、アーたんが「目の前で泣いている人を守ることができないわ」と言ってるけど、コレって、確かにハヤテにとって泣いている人なら誰でも該当するけど、いつか物語が進んだ先で涙を流しているのはきっと王族の庭城から出れないアーたんじゃないかな。自分が与えた力で、幼い頃に好きだったハヤテに自分が守られる。もう一度出会った彼はアーたんの知っている泣き虫なハヤテじゃなくて、本当に強くなったハヤテになるんじゃないかな?


家族に、主に兄に別れを伝えるために現実世界に戻った……ということは、本当に王族の庭城は異世界なのね。ハヤテが入れたのは資格があると同時に偶然だけど。王族の庭城から出たら、そこは瀬川家。なぜ、瀬川家なんだろうか?瀬川家の敷地のどこかに出入り口に相当するところがあるのか、はたまた出口専用なのか……。よくよく考えたら、これ白皇じゃん。どっちにせよ出入り口はどこだろう。どうにも泉は木の上にいて、降りられなくなってるみたい。


ぶっちゃけこの役回りが決まっていたので、そのせいで


高尾山の後、泉はしばらく出番がなくなっていたわけです。


つまり、このシリーズの直前に泉家の話を持ってきたくて


色々調整している内に……といった感じです。(畑先生のBSより)


ということで泉はこの役割のために出番がなかったと。家族に別れを伝えに現実世界に戻ってきたことで、10年前のキャラたちが顔見せ程度は登場するのかもしれないな。と淡い期待を持っています。それよりも気になるのは、ハヤテの兄が顔をちゃんと見せてくれるのかどうか。ハヤテとアーたんが別れることになるキッカケは、兄の存在、言葉なのかもしれない。いくらハヤテが願っても、やはり子供の考え。兄に諭されるんじゃないかな。ハヤテのことが心配なアーたんは天球の鏡でハヤテを見そうだ。声は聞こえないけど、何かを感じるんじゃないかな。


出れる者と出れない者。つまりはハヤテとアーたん。アーたんが外に出れないのは予想してたけど……。乱雑日記でも書いたけど、アーたんが外に出れない理由は、棺の中身と神様の真似事が関係ありそう。でも、それ以上に彼女が王族の庭城にいる理由、目的が関わっているんだろうな。10年後の世界でアーたんが登場するときは、終盤も近づいている頃か。


絡み合う謎とかがあって楽しくなってきたハヤテのごとく!。ただ、問題はこの謎を読者がいつまで覚えていられるのかと。ただでさえ、進み方がゆっくりですからね。


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