その日、N.Yは雨に濡れていた。
アマゾンよりコピペ。
内容(「BOOK」データベースより)
その日、NYは朝から雨が降っていた。クソったれなこの街で、しがない探偵をしている俺は、停めていたオンボロの愛車にろくでもないものを発見した。黒い男物のスーツに身を包んだ、赤い髪の途方もない美人―それだけだったら、もしかしたらラッキーなのかも知れない。しかし彼女は血塗れで、見つめられただけで死んでしまいそうな恐ろしいまでの殺気をまとっていた。時同じくして響きわたるサイレンの音。マフィアの大ボスが殺され、報復の抗争が始まったらしい。その日、NYは朝から雨が降っていた。そしてそれが、俺と赤髪の殺戮者との出会いだった―(『本日快晴』より)。魔族と闘う者、人生を狂わせられた者たちの物語を描く、書き下ろし2本を含めた5つの中短編を収める『煉獄のエスクード』待望の短編集登場。
煉獄のエスクードの短編集
・スケアリー・モンスターズ
・美女と野獣
・だけど綺麗なものは天国には行けない
・鏡の国のクラウディア一門
・本日快晴
うーん、相変わらずレイニーは良いキャラで。
今回は短編だったけど、早く長編が読みたいな。
「だけど綺麗なものは天国には行けない」は、いろんな意味で裏切られて、「本日快晴」はホントにレイニーが長い時間を生きてるんだと思って、
「美女と野獣」は薫のファーストキスが奪われた。
「鏡の国のクラウディア一門」は、クラウディアさんは相変わらず酷かった。
でも、幼いクラウディアさんのイラストは良かった。真澄が言う、「世の中には信じちゃいけないものの三つ」が「クラウディアさんの涙」と「クラウディアさんの笑顔」、「クラウディアさんの真剣な顔」だには、笑った。
確かにクラウディアさんのそれらは信じてはいけない。
てな感じにレビューらしき紹介。
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