2006年9月12日
多重心世界 シンフォニックハーツ 上.独声者の少年 永森 悠哉 (2006/08/31) 角川書店 この商品の詳細を見る |
久しぶりにアマゾンからコピペ。
内容(「BOOK」データベースより)
住人のすべてが多重人格である惑星アーモネイディア。人格数の多さがすべてに優先する社会の中、人格を一つしか持たない“独声者”の少年ソロと少女カノンは、社会から不当に扱われ鬱屈した日々を送っていた。しかし、ある時ソロの前に謎の男が現れたことから日常は一気に戦場へ。だがそれは驚愕の真実を知る戦いの始まりに過ぎなかった!?偽りの価値観、崩壊する世界―今こそ立ち上がれソロ!!第10回スニーカー大賞“奨励賞”受賞作。
まあ、すごく簡単に言えば多重人格が普通の世界。
しかも、人格が多ければ多いほど優秀だとされている。
この作品内では、二つ~五つの人格を持っているらしい。でまあ、人格が多ければ多いほど優秀だとかされてるので、四つ五つ持ってる人間はいわゆる上流階級とされて、それ以外は下流階級とされる。下流階級の人間は、上流階級が遊んで暮らすために頑張って働いてる。
この辺は、ファンタジーなどでよく見られる。
「人格不協」という人格間で対立を起こしている異常多声者と呼ばれる人たちは元素増幅能力や遺伝子拡張能力など(特殊能力だね)を持っている。
主人公のソロは他の人たちとは違い、一つしか人格を持たない独声者(モノス)。
そんなソロがいわゆるレジスタンスの仲間になって、今の体制を打倒するのかな?という展開か。
まあ、いろいろ設定がよくされているなーと思う。
ただ、一人のキャラに複数人格あるからたまに、
「あれ? 貴方は誰の何番目の人格だっけ?」
と思うこともある。
結構楽しめるかな。でもなにぶん「上」なので、「下」を読まないとわからない部分が多いけど。
てな感じにレビューらしき紹介。
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