人が欲しがるものほど、持っている人には不要だったりする。 トニカクカワイイ第263話「千四百年の憂鬱」 このエントリーをはてなブックマークに追加 人が欲しがるものほど、持っている人には不要だったりする。 トニカクカワイイ第263話「千四百年の憂鬱」

トニカクカワイイ第263話「千四百年の憂鬱」

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ナサが司の不老不死の仕組みについて理解した。
仕組みがわかったところで、解決には至らない。
でも、ナサの反応を見ると、解決方法はなにかわかっているんだろうな。

それにしても不老不死の仕組みか。
前回の引きだと「27日」について考えていたからな。
それが関係するんだろうけど......。
司の場合、再生能力を停止させても、強制的に発動してしまう。
どっかに健全な状態の司の情報がバックアップされていて、
蓬莱がそれと同期させてるとかなのかな。

不老不死の仕組みは、どこかで開示されるでしょう。

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不老不死。
人類が夢見るもの。

それを捨てたいと言う司は、一体どれだけのものを体験してきたのだろう。
ナサは司の過去に想いを馳せていた。

1400年。
数字や文字で現したらこれだけど、
1400年を過ごしてきた司にとっては、多くの死を見てきたことになる。

司の願いは「人として死にたい」。
彼女の願いをそのまま叶えるわけにはいかないよな。

だから、ナサに託されたのは、もっと別のことなんだろう。
司に「人として死にたい」ではなく「人として生きたい」と想えるようにすることだよな。

どうしていくんだろうか。
ナサが解明した不老不死の仕組みは、どこかで司に教えることになるだろうしなー。
うーん。


トニカクカワイイ (27) コミック 2024/3/18