ハヤテのごとく! 第507話「カラコイ」
ハヤテが修学旅行レベル5で優勝したらどうするのか?
周りの人間が気になっていたことをずばっと聞いた咲夜。
修学旅行レベル5の賞金は一億五千万円。
それだけあればハヤテの借金は消える。
ハヤテもわかっているし、周りも分かっている。
だからヒナギクは自分が優勝して、ハヤテの借金返済させ、執事という立場から解放しようとしている。
じゃあ、本当にどうするのか?
その答えはハヤテにもわからない。
ナギと出会ってからの九ヶ月は大変なこともあったけど、楽しい幸せな日々。
このまま続いていけばいい、でもどこかで終わってしまう予感がしている。
これは404話「京都・伊勢決着編[第六夜]祈るように」で、ハヤテが執事を辞める日はそう遠くない、というところでも示唆されていましたね。
前回はロボットに乗り込んで、敵に囲まれて絶体絶命な状況でした。
一話Aと今回の一話Bを合わせて、はじめてアド アストラ ペル アスペラの一話となります。
やっぱりAパートの時に感想を持ったように、すごく王道なロボットものです。
帝国の兵が本気で襲ってきている。
それに対してただロボットを動かして友達であるシャトーちゃんを止めようとしただけ。
そういったら、忍自身は助かる。
ただ、そうしたらシャトーちゃんはどうなる?
→まあ、タダじゃすまない。
自分が助かるか、友達を助けるか。
そんな決断が忍にはできない。
でも、友達であるシャトーちゃんは出来た。
忍が死ねばいい。
シャトーちゃんは、そもそも葉月忍というAIB●の子を助けなければ、ペテルギウスになれた。
彼の言葉からすれば、昔、忍を助けることはきっとペテルギウスになるために繋がる行動だったんだろう。
ハヤテのごとく! 第506話「親戚のおかんは余計な事をしがち」
先週は番外編でアド アストラ ペル アスペラの宣伝みたいなものでしたが
今回は普通に修学旅行レベル5のラスベガスです。
ラスベガスには魔物がーといっていたら咲夜が現れたのが前々回。
なんで咲夜が現れたのかというと、三世院帝に「遺産相続に関わる重要な案件」と言われたから。
おそろくこれが金庭に対する三千院帝の奥の手なんだろう。
ぶっちゃけ、修学旅行どうなん?
→死にそう。
そらあかん、旅行は楽しまないと!
実に咲夜っぽい、答えだと思う。
修学旅行レベル5は負の感情の爆発を発生させるために、楽しいものはそれほどないと思う。
各オリエンテーションがもう少し楽しいものであればそれなりの思い出になるんだろうけどそうじゃないしな。
ハヤテのごとく! 第505話「アド アストラ ペル アスペラ第一話をご覧になってからお読みください。」
504話で解説的な話をして、更に今回は新連載のアド アストラ ペル アスペラも同時連載しているからどうなのか!と思ったら番外編です。
新連載+新編集長のコメント=打ち切りだー!
いやいやいやいや、それをネタにしますか。
すると思ってしました!
ハヤテがいうように十年以上やってるんだし、もしも打ち切りだったらハヤテらしいかも知れないけど!
読み続けている読者的には悲しいので、最後まで頑張ってもらいたいです。
ロボットが登場するSF的漫画アド アストラ ペル アスペラに対抗して
ハヤテもロボットを登場させた。
ロボといえばエイトですね。
しかも介護ロボ。
うん、アドペル(略す)も介護ロボ出てたし繋がり的にいいんじゃないかな。
SF(少し不思議)は文で補うことに。
いや、少し不思議?
文がいってるように、人気作品にはエロ グロ バイオレンスは
必要だったりしますね。もちろんどの程度やるかとはありますね。
それにしてもまさか作者が作者の新連載を弄ってくるとは......。
エイトと文、ハヤテで賑わった感じの505話ですが、
ハヤテのごとく!はこれまでのハヤテのごとく!っぽく続いていけばいいんじゃないかな!
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アド アストラ ペル アスペラ。
この長いタイトル。
さすがに何度も打ち込んだせいで覚えました。
でも長いので、個人的には アドペルの略称でいきたい。
さて、畑先生の月一連載である「アド アストラ ペル アスペラ」。
どういう意味か。
ラテン語だと「困難を克服して、栄光を獲得する」そんな感じですね。
今回第一話のA、Aパートですが、そのカラーで困難を克服し、栄光の宇宙へ。と煽りが入っているので
意味的にもラテン語の意味で取っていい気がします。
40ページ長の作品をハヤテのごとく!と同じノリで感想にするのは辛いかと思って思案中。
この作品は畑先生のバックステージの言葉を借りれば、
「大きな戦争に負けてしまった世界。
安全だけど、未来へ進むことを諦めた世界。
見上げた星空にベテルギウスがなくなった世界。」
が舞台です。
地球が外宇宙からきた帝国に侵略されて生活は管理され、文明の発達は止まり、宇宙に行けなくなった世界。
主人公は、介護ロボに育てられは葉月忍15歳。
幼い頃からロボに育てられたから機械に強くて回路の声が聞こえるというちょっと特殊な能力というか......そういうのがある。
ロボのお母さんからは「誰かのために何かが出来る人になりなさい」と言われて育てられた。ロボットに育てられたから、小さな頃は周りから苛められた。
シャトーちゃん。
ちゃんといってるけど、男です。
ペテルギウスのようになりたい男です。
ペテルギウスは冬の大三角形の一つ、オリオン座を形成する一つ。
オリオン座の一つだったペテルギウスは超新星爆発でなくなってしまったけど、
みんなは名前を覚えている。
だからそんなペテルギウスのように語り継がれるものになりたい。
メインでこの二人が出てきているのAパートである今回の一話「Destiny」。
カラーで登場している女の子は居ません。
かなりずっと忍とシャトーちゃんがあれこれしているのですよ。
感想的な話をすると、このアドペル(長いから略します)はロボットアニメの第一話のAパート。
いろいろ流れの中で成り行き上主人公がガンダムに乗ることになった。
呼び出された挙げ句「乗らないなら帰れ」と言われたシンジ君。
そんな感じが一番共感を得やすい表現なんじゃないかな。
空から降ってきた帝国軍のロボットを使って
帝国に反撃しようとする革命戦士だったり、革命伯爵だったりするペテルギウスを名乗るシャトーちゃんを止めようとして降ってきたロボットを帝国軍に返そうと決めた。
帝国軍に返すとなると、ロボに乗る必要があるけど、操縦の仕方とかは回路の声が聞こえるから余裕ですよ!
返そうと思ったら、帝国法が云々かんぬん言われて、死刑だ!と言われた。
ほら、ロボットアニメの一話のAパートじゃないですか。
元々予告などで「未来まで三万光年」と煽りがついてたアドペル。
今回のカラーで栄光の宇宙へとも言ってることから
忍が何らかの理由で宇宙を目指すことになるんだろう。
地球から宇宙に出て、更にその先にある何かを目指す理由が生まれる。
忍の傍らにシャトーちゃんがいるのかはわからないけど、きっと彼のことがキッカケにはなるんだろう。
そしてまだ名前も出てこないヒロインのためなんだろう。
ロボットアニメだったら、地球を支配している帝国を打ち倒す。
そんな展開だろうけど、きっとこの作品は違うと思う。
誰かのために何かをして、成し遂げるんだろうなーと勝手に思ってます。
Bパートな第二話に期待。