ハヤテのごとく! 第184話「THE END OF THE WORLD 7 左手に愛を誓い」

この場所がどれだけよくとも


遊んでも遊んでも尽きない時間、多くの部屋、神さまがくれた力と魔法の道具。
誰もが羨むような王族の庭城。
けど、それは決してアーたんを幸せにはしていない。
ハヤテはそれに気がついている。
アーたんの寂しさは、彼女の名前を呼んでくれる人がいないこと、
彼女自身が王族の庭城の真実を知ってることに絡んできそう。
ハヤテが思っていることは間違ってはいないと思う。
彼なりの思いだろうから。
ただ、ハヤテの親と、ハヤテと、アーたんと……。
この組み合わせはないな。
人は変われる。
でも、人は簡単には変われない。
ハヤテの願いは、彼が願うにはまだ早すぎて、
まだ彼が幼すぎた。
好きな人と二人で！
という選択肢を選び、無茶が出来るのは、もっと先でのこと。

気がつかなかった事実


さてというか、やはりというか。
天王洲家ご令嬢行方不明。
ハヤテはこれに気がついていない。
子供の頃も、高校生の頃もかもしれない。
とにかく、アーたんは行方不明の少女扱い。
それがいつからかわからないけど、それほど昔ではなく、割と最近の事件だと思う。
天王洲家……。
天球の鏡で見えたマリアさんのことを考えると、マリアさんが天王洲家に関係ある？
と安直に思ってしまった。
けどなー、あの歳だとマリアさんは既に三千院家に引き取られた後だと思うしなー。
それはそれとして、「天王洲家」。
過去編が終わった後も出てくるのかな？
アーたんの妹や、姉、兄、弟もっと別の親族が……。
天王洲家は、アーたんがいなくなってから、跡取りがいなくなって、衰退したとも考えられるな。

アーたんは……家出？
親のことを嫌になり、飛び出し、王族の庭城辿り着いて……何かを知った？
どういう経緯でアーたんが王族の庭城にたどり着いたかは、もっと先で出てきそうな話

その指輪


ハヤテがアーたんに指輪をあげ、アーたんがハヤテに指輪を渡した。
そこにある意志は魔石ですか？
この指輪、今はどこにあるのだろうかー。
ハヤテの両親が売ったり、ハヤテが王族の庭城を飛び出すときに投げ捨てたなどなどあるよなー。
アーたんはアーたんで、ハヤテの幻想が幻想で終わることを知っているみたい。
やはり、彼女は王族の庭城から出れないのか？
……出れないのか？　出ないのか？
流れ的には前者？
いつか、これを二人ではまられる大人に一緒になりましょうね……といっているアーたん。
本当に、大人になれるの？
王族の庭城はどうしても、時間経過が違う気がするので、アーたん自身成長できないんじゃないかと思っているのだけど。
王族の庭城は外界の時間の流れから切り離されているように思えるし。

ハヤテの過去編、一回まとめた方が良さそうだなー。
さて、どうするかなー。
こういうまとめは私は苦手なので。
どうしても、読み抜けが発生するので。
時間を見て、最初から読み直すか。

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ハヤテのごとく! 13
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