手を繋いで歩いていこう。 ハヤテのごとく! 第568話(最終話) このエントリーをはてなブックマークに追加 手を繋いで歩いていこう。 ハヤテのごとく! 第568話(最終話)

ハヤテのごとく! 第568話「この何よりも広い星空の下で、君に話したいことがあるんだ」

ハヤテの最終話の感想をどうやって書こうか。というのが、読み終えた後の率直な感想でした。
いつものようにやろうかと、昨日2017年4月11日までは思っていたんです。
ただ、ハヤテ読み終えて、それはどうかな?と思ってきた。
ともあれ、いつもの感じの感想記事。
......結局それか。

物語としては前回の話で結末を迎えていたなと思っていたので、
このラスト568話はエピローグだろうと思っていた。
ま、その通りでしたね。

ハヤテの両親は自分たちがしてきたことの罰を受け、
姫神も報われる形であったと思う。

ハヤテの両親については、放っておけばなにかをしでかすだろうし、
それでまたハヤテが不幸を受ける形になっていたと思う。
だから、

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ヒスイはよくやってくれたと思う。
あと引用はしてないけど、イクサは記憶がきっと戻ってないだろうけど、
黒須先生がそそのかしたのか知らないけど、父親に対して制裁を加えて、ハヤテを助ける形になった。

姫神は紫子が自分との約束を覚えていてくれただけで充分だったんじゃないかな。
それにしても王玉、王族の力では人を生き返らせることはできなかったのか。
つまり、姫神の願いは元々叶わなかったことになるか。
今回作内じゃ、描かれなかったけど、三千院帝が王族の力を手に入れたかった理由はなんだったんだろう?
個人的予想では、娘である紫子を生き返らせることだと思っていたんですがね。

三人娘は変わらずな感じだけど、千桜が中退でナギは公立中学らしい。
千桜は家が火事になったり、作内ではかなり不幸なことになっていたし、
ナギは遺産相続放棄したからそうなるか。

hayate568-002.jpg

ヒナギクについては、ヒナギク様に恋してるっ!!で一本記事出すので、ここでは控えます。
ただ、ずっと追いかけてきた人なら、引用コマでヒナギクがいっている
「ちょっと...好きな人に告白してくる」
から成長を窺えると思います。

二年後。
え......二年後!?
となったけど、納得はできました。
あれだけ大変なことがあった後を描くなら、時間を進めるしかないかと思います。

二年も経つといろいろ変わるもので、千桜がラノベ作家になっていることも驚きなのですが、
あのナギが、料理して、部活して、バイトもしてるなんて......。
自分の力でどうにかやっていける力を持てる程に成長したんだな。
だから、クリスマスイブに昔みたいに、変な男連中に絡まれても自分で解決できる。
そうやって一人で生きていけるようになった。
こそこそ見守る必要はない。
......って、ハヤテ隠れてみていたのか。
いつからそうやって見守っていたのか。
場合によっては、事案ですよ。

hayate568-003.jpg

あの時のクリスマスイブは勘違いから始まってしまったけど、
時間が経過して、ナギの未来を守りたいという気持ちは変わらなかった。
始まり方がどうであれ、芽生えた気持ちが変わらないでいたら、それは本物なんだと思う。

執事とお嬢さま。
ではなく。
ハヤテとナギとして、この先の未来を......。

とまあ、いつものノリの感想です。

ミコノス島編のアテネのラストもそうでしたし、
物語のラストでもそうでしたが、
木の芽風は「ハヤテのごとく!」という作品の曲だと改めて思いました。
ハヤテがアニメ化して、OP/ED、キャラソンいろいろあります。
もちろん、桂ヒナギク(CV:伊藤静さん)の歌ういろいろな曲もあります。
でも、ハヤテのごとく!の曲ってなんだろうというと、やっぱり木の芽風を思い浮かべます。

「最終話だし、木の芽風聴くか」と流しながら、読んでいたら、感極まりすぎて死ぬかと思った......。

私の中でハヤテのごとく!の最終話をいくつか予想してました。
といってもブログ始めてからぽつりとぽつりとですが。
1.作内時間12月31日にドタバタコメディをやりながら新年を迎えて、
 ナギが「ハヤテーーー」と叫ぶという、いろいろあったのに何も変わらなかったけど、 何かが変わったエンド。
2.ナギが投稿したマンガが大賞ではないけど努力賞とかになって、それをキッカケにまんが家になっているエンド。
3,ハヤテとナギがクリスマスイブに再会して「私の執事をやらないか?」で、また執事やる。

1と3はかなり初期の頃に予想していたもの。
2は最終章入る前ぐらいによそうしたもの

当然見事に外しましたね。
むしろ外れてよかった。
苦し紛れでいえば、3が近い形ではあった?

そうそう、BSで。

本編ではあまり触れませんでしたが
この漫画で描きたかったものの一つに、
『いつか振り返った時に
あの不完全で未熟な日々こそが
黄金だったなと思う』
というのがありました。
サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.433より

がありましたが、日々の積み重ねという話は、最終章の終盤ではよく出てきたと思います。
読者としても毎週毎週追いかけて、今回最終話を迎えて、この13年間すごく楽しかったです。

最終話を受けてどうだったんだろう? というのはあるけど、
簡単に言えば、良かった、です。
もっと多くの言葉で表現したいのですが、しばらく時間が掛りそうです。

きっとこの最終話でも賛否両論あるんでしょう。
でも、私は、この最終話はとても満足です。

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