ONE PIECE 第584話「ポルシェーミの一件」
ルフィがポルシェーミに捕まったことで、エースとサボの危惧は自分たちが集めた金の在りかを、ルフィがばらしてしまうんじゃないかということ。
でも、ルフィは何も言わない。
殴られたところでゴム人間のルフィにはきかない。
ポルシェーミが持ち出したトゲ付きグローブで殴られたらさすがに効く。
痛みがあれば、子供のルフィも恐怖を覚える。
でも、ポルシェーミは奪われた金を取り返すの必死だけど、周りの連中は七歳のルフィをなぶるのは抵抗があるだろうよ。
エースとサボは、五年間集めた海賊貯金を他の所へ移す作業をはじめていた。
ルフィが口を割ると思っているから、かなり急いでいる。
チンピラたちは「不確かな物の終着駅」で、エースとサボの居場所を聞き込みしていた。
でも、逆に金目の物を奪われる始末。
気がつけば、日が沈んでいた。
それだけの時間をかけて、海賊貯金の移動は完了。
すぐに口を割ると思っていたエースは、サボからルフィが口を割っていないことに驚いた。
ポルシェーミはひたすらルフィを殴り続けていた。
ルフィは叫ぶ気力もないほど、ボロボロの状態になっていた。
「不確かな物の終着駅」の住民はルフィがいたぶられてるのを知ってるけど助けを呼ばない。
エースとサボが、ポルシェーミのもとにルフィを助けにきた。
ルフィを確保してすぐに逃げようとするけど、エースはポルシェーミと対峙する。
一度向き合ったら逃げない。
それはエースの意地なのかな。
この一件で、ブルージャム一味にルフィもエースとサボも狙われることになった。
エースはなんでルフィが口を割らなかったのか不思議だった。
助けに来るのが遅かったら、ルフィは殺されていたかもしれない。
村には帰れない、山賊は嫌い、そうなったらルフィは一人だ。
だから、ルフィはエースについてきていた。
エースを頼りにした。
今までロジャーの息子だと言うことで、鬼だ、なんだと言われてきたのに、
ルフィはエースがいないと困る。
これで少しだけ、ルフィとエースの関係が生まれた。
海賊に狙われることが確定したことでサボは「不確かな物の終着駅」から
ダダンたちのところで厄介なことになる。
エースとサボ、ルフィの悪名はゴア王国の中心に届くことになった。
子供がやらかしたことが、ゴア王国の中心に届くことはすごいことだな。
でも、めんどうなことに、ゴア王国に"天竜人"が来ることに。
......世界貴族が来るってことは、サボあたりが何も知らずに天竜人にちょっかいを出してしまうか、天竜人の持ち物でも奪ってしまうのだろうか。
ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス) | |
集英社 2010-06-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools |