星空の約束 トニカクカワイイ第304話「たとえ星になっても」 このエントリーをはてなブックマークに追加 星空の約束 トニカクカワイイ第304話「たとえ星になっても」

トニカクカワイイ第304話「たとえ星になっても」

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司が夜空を指差して、北斗七星、北極星、こぐま座を教えている相手は、
紅蛍ではなく、静御前。
場所は1176年の京都鞍馬山の山中。

この時の司は西側から帰ってきたあと。
西側でもいろいろとあった。
国と国との戦い、その中で命を落とした人がいた

その時を生きた人たちは、星になってしまっている。
それが司の胸に寂しさをもたらす。

静御前はそんな司に、何度生まれ変わってもそばにいると約束した。

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時代は戻って現代。
前回の引きにあった紅蛍からの提案とはなにか。

簡単に言えば、
疲れている自分達を、北海道の絶景、雲海に連れて行って。

雲海ねー。
映像とか写真で見ると綺麗な光景だよね。
そんなに簡単に見れるようなものだとは思えないんだよなー。

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雲海を見るには早朝朝四時に起きて、山の上にいないと綺麗に見れない。
山の上に行くなら、車がないと困る。
だから、ナサに車を出して欲しい。

早く起きる為には早く寝ないといけない。
だから、イチャイチャせずにさっさと寝ろ。
簡単そうだけど、難しそうなことを言うなー。

紅蛍と司の言い合いを見ていたナサが「姉妹みたい」と言われて、
紅蛍が「またお会いしましたね、姉様。前世ではお世話になりました」
と言ったのは前半の静御前と司のやりとり考えるとニヤリとする。

紅蛍は静御前の生まれ変わりなんだけど、
司は、いわゆる「生まれ変わり」「転生」ってのを信じていないし、
静御前と同じ「魂」が宿ってるわけでもない。
だから、静御前の生まれ変わりや、他にも過去関係があった人物が
御伽女子高の生徒として生まれ変わってるなんて想像してないだろうな。