それが声優!　第11話「自己管理」

いちごと鈴を待っている間に、双葉の仕事が決まった。
番レギュ......決まった役はないけど、番組内で何かしらキャラがある人。
今回は白石涼子さんが主演のアニメ。
白石涼子さんといえば、当然ハヤテですね。
今回の本人出演も白石涼子さん。
アニメ収録に向けて、双葉は結果を出さないといけないから気合いを入れている。
それにしても白石涼子さん、美人だな。

白石さんとの絡みのシーンについて質問。
チラッとみえた白石涼子さんの台本は、書き込みがすごい。
まあ、何の準備もなしに演技ができるわけじゃないんだよな。
今回の収録に双葉は気合いを入れすぎたのか咽せた。
声優が収録、テストだけど......咽せるというのはあんまりよろしくない。
声優同士ノドの調子が悪いとすぐにいろいろなアドバイスが出てくる。
商売道具だしね。
白石涼子さんのお薦めはのど飴を口につめるだけつめて寝る。
これが効く。

双葉はいろいろと思う所があって風呂場でも練習。
けど、風邪引いた。
やってしまったな。
声優が風邪を引いたときは、マネージャーが謝ったりで大変です。
予定しているスケジュールに穴を開けることになった。
双葉を心配し白石涼子さんからのど飴の追加分。

ノド絡みで白石涼子さんのエピソードといえば、
ノドの手術のことですね。
声優さんが手術をするって大変なことだよね。
それでも手術に踏み切ったのは、白石涼子が声優を一生やりたいと思っている仕事だから。

収録からの帰りにいちごと鈴ちゃんから報告が、イヤホンズのライブが決まった！
大丈夫か？？？
知名度とかそういう意味で用意しているキャパに対してお客さんは来るんだろうか。

ファーストライブチケットキャパ500に対して12枚。
あかん。
これはこける。
ラジオ番組、雑誌での宣伝。とりあえず、取れる手段はなにがあるのか？

で、ライブなにやるの？
え、プロデューサーがそれをいうのか？
なにかしらプランを持ってライブを企画したのでないのか？

一応、プロデューサーのアイディアはある。

1.公開録音
2.ゲームコーナーやプレゼントコーナー
3.カバー曲で曲数稼ぐ

で、選択したのはカバー曲。
せっかくライブをやるなら、歌とダンスやりたいよね。
予算がないから振り付けはいちごが考える。
ダンスレッスンが始まって鈴ちゃんはいいんだけど、双葉の動きがロボットすぎる。
双葉はそういう感じだよね。
選曲に関しては、戦略的に選ぶ。
ラジオのメールなどから年齢層を算出して、ヒットしそうなアニソンを選ぶ。
正直、それはありだろうな。
その方が来てくれる人たちは盛り上がりやすいと思う。

いろいろと宣伝をしたおかげで500キャパに対して　52枚はチケットが売れた。
まだまだ遠いな！
それでもイヤホンズは前向き。
プロデューサーも凄い宣伝をすることに
アニソンの秋イベントで宣伝。
ただし、チラシ配り。
......そりゃあ、突然ライブイベントで、宣伝するお金なんてないですよね。
チラシ配りとか各種宣伝効果もあってか200枚まで売れた。
さあ、これからというところで、いちごがペットボトルでこけて足を痛めた。

どうする！？

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