エースとサボ　ONE PIECE　第583話「不確かな物の終着駅」

2010年5月10日

ONE PIECE　第583話「不確かな物の終着駅」

ガープにルフィが連れてこられた場所は、山賊ダダンのところ。
ルフィは山賊が嫌い。
というのも、シャンクスが村に居た頃の一件があるから。
ダダンはガープから言われてるから仕方なくルフィを預かった。
ここでは、掃除洗濯靴磨き、武器磨き、窃盗、略奪、詐欺、人殺しなど山賊が仕事にしてることを、死ぬ気でやらせるつもりらしい。
それで一日一回、コップ一杯の水と茶碗一杯の米は保証される。
それでも足りない分は自分でどうにかしろ。
条件を受け入れたルフィもルフィだけど、ジャングルに放り込まれたことがあるとか、
ガープの教育法はすごいよな。
それもこれもガープとしては、ルフィを海兵にしたかったんだろうな。

小屋を出て行ったエースを追いかけて、唾を掛けられた事は怒ってないという。
それはシャンクスがかつて、山賊に酒をかけられたも怒らなかったことに重ねてのこと。ルフィが目標とする海賊のイメージには、シャンクスが強く関わってる。
それでも、あからさまに敵意を向けているエースに対して、友達になろうって言うのは前向きだな。
とにかく、エースについていこうとするルフィ、それをうざったく思うエース。
エースも容赦がなくて吊り橋を壊して、ルフィを谷底に落とすほど。

落とされたルフィは、一週間後に戻ってきたからすごいよ......。
山賊の雑用なんてやらずに、エースがでかければついていって、見失ってをずっと繰り返して、三ヶ月。
エースが向かっていた場所についに辿り着く。
人が通れない道を通るエースについていくだけでも相当、ルフィを育てたんじゃないかな。
辿り着いた場所は、「不確かな物の終着駅」（グレイターミナル）。そこには不要になった物が集まる場所。
物だけじゃなくて、人もそうだ。
なんか、ハンターハンターの流星街を思い出すな。

サボはグレイターミナルに住む少年。
エースとサボは、チンピラたちから金を奪って貯めている。
それで海賊船を買うつもりらしい。
いつか、二人で海賊をやろうというのが約束なのかな。
鬼の子といわれて、常に不機嫌なエースがサボと居るときは年相応に楽しそうだな。
サボは、大人のエースが被っていた帽子を被ってるな－。
エースは海に出れて、サボは海に出れなかったのか。
サボとエース海賊になろうとしてることを知ったルフィを、どうするのか。
放っておいたら、しゃべるからルフィを殺そうと。
......お前ら、行動がすごいな。
サボもエースも人を殺したことがないから、戸惑っている。

ルフィが大声をあげるから、エースがお金を奪ってきたチンピラ=海賊に気付かれた。
気がついたらルフィが出て行って、そして捕まってた......。
いや、そういうところは昔から変わらないね。