箱の中身はなんですか? よふかしのうた 第126夜「お前」 このエントリーをはてなブックマークに追加 箱の中身はなんですか? よふかしのうた 第126夜「お前」

よふかしのうた 第126夜「お前」

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コウがマヒルの家を訪ねた時には、既にマヒルはキクと一緒に消えていた。
そのキクのところにはナズナがいる。
ナズナがマヒルを追おうとしたけど、それをキクに止められた。
それでもナズナがマヒルに追いつきそうだったから、

「あれ、出していいよ」

のひと言でマヒルが何かをナズナにぶつけた。
ナズナの反応からだと、彼女の弱点になるなにかかな。

でも、人間と吸血鬼の間に生まれたナズナに、
「人間だった頃のアイテム」はないはずで、
それがないから安心だったはず。

星見キクが持っている箱からすると、
へその緒だったりするのかな?
どういうアイテム使ったのかはわからないですね。

キクがナズナを連れ込んだのは、団地内の物置き。
ここなら人目がないし、扉の鍵の番号をしらないと開けられない。

キクが気に入らないのは、ナズナが目上のキクに「お前」って言ったこと。

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コウの方は、歩きながら星見キクの行動について考えていた。

なんでマヒルの母親を正気に戻したのか?
マヒルを連れ去るだけなら、正気じゃない方がいい。
でも、正気に戻した。

全ては「自分の恋愛を証明する」それだけのため。
家族からも友達からも、マヒルを孤立させて、星見キクを選ばせるため。

こわいわ。

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捕まってるナズナはやっぱりキクが持っている箱に対する拒絶感が出てる。
ナズナがコウに助けを求めたら、物置の扉を蹴破った。
......蹴破ったら、鍵なんて関係ないしね。
それにしても半吸血鬼状態のコウはムチャクチャだな。
このあとはコウとキクのバトルかな?
次回は休載ですね。

よふかしのうた(11) コミック - 2022/6/17