ハヤテのごとく! 第482話「結果にコミット」
友人が『スク水』で、好きな人に『キスしてくれる?』と言っている現場に遭遇したら
そりゃあ、逃げ出したくもなるよねという前回から続き。
西沢さんとハヤテも、ヒナギクに「私のことは大丈夫だから続けて」と言われたって
そりゃあ、冷静になる。
一方でアテネと伊澄側では若干シリアスな話。
ムラサキノヤカタの土地では姫神の一族が王族の力を守ってきてた。
つまり、ムラサキノヤカタに有り続けていたわけだ。
さて、王族の力の仕掛けについて復習すると、
王族の庭城の外に持ち出された王族の力は、
その力を使われると、王族の庭城へ戻るという風になっている。
つまり、姫神の一族が過去に王族の庭城から王族の力を外に持ち出して
長いこと守ってきてたことになる。
けど、10年前の段階では王族の力(棺)は、王族の庭城にあった。
つまりアテネが王族の庭城に辿り着くよりも前に誰かが王族の力を使った。
ここまでがアテネの推定。
読者に提示されている情報から得られる回答はあって、
469話「資源ゴミの日を忘れがち」で姫神葵(?)が、紫子に「僕が最初に試してみるからその石を貸して」といっている。
紫子が躊躇している描写はあるけど、姫神が何らかの目的に王族の力を使った。
だから、王族の庭城に、王族の力が戻っていた。
誰かが王族の力を使ったというアテネの疑問と、もう一つ疑問が発生する。
石の数が合わない。
何が合わないのか。
うーん。
こういう困り事を解決できるのが、Siri。
え、Siriなの!?
でも、伊澄がipadミニを使いこなせるわけもなく、ましてやSiriを使えるわけもなく。
Siriが使えないことに困っている伊澄達を文とシィが見つける。
で、なにで困っているのか。
アテネ達が持っている王玉1つ
アテネが使った王玉1つ
壊れた王玉4つ
誰かが使った王玉1つ
帝が探している王玉3つ
その合計は?!
いや、君ら、頭良いんだからというか、あの......足し算しようよ。
合計10個ですね。
「アンドロイド」のシィが、iOSのSiriに聞くという高度な冗談みたいな状態になってる。
さあ、ここで問題。
10個だと何が合わないのか。
かつて三世院の宝物庫で見つかった王玉の数は9個あった。
この時点で数が合わない。
それを帝がいろんな人渡したりしたせいで所在はバラバラになった。
物語の当初では3つは壊れて、6個が行方不明。
じゃあ、物語的に出てきている王玉ってどうなんだっけ?
整理してみよう。
王玉A 帝からハヤテが渡された → 砕けた
王玉B 帝が持っている。宝物庫から出したやつ? → 砕けた
王玉C 愛歌がもってる →呪いを解かれ、アテネ/マキナのもとへ。残ってる。
王玉D 指輪→呪われてる
王玉E 美琴所有呪われていない → ワタルへ 残ってる
王玉F 紫子が所有 → 不明/おそらく呪われてる
王玉G サンタがくれた王玉が入っていた。 →砕けた
王玉H ナギに渡された母の形見 →呪われてる
王玉I ナギに渡された母の形見 →呪われてる
王玉J アテネが王族の庭城へいったときの王玉 →呪われてる
王玉DとJは重複している気もしなくもないんだけど、つまりはこういう形になる。
帝が探している3つ。
そのうち一つは、ワタルが持っている王玉が該当。
王玉の呪いを解いて、愛歌さんからアテネたちに渡っている王玉は探しているのかもしれない。
帝が探していそうなあと1つはわからない。
推定するに数が合わなくなっているのは理由を二つ予想。
1.そもそも帝が嘘をついている。元々10個あったのに、1個を保険のために存在しない扱いになっている。
2.ナギに変な女が渡したという紫子の形見の王玉。
これが実は他の王玉と重複している。→これは変な女が未来からきた存在ならありえる。
時間跳躍イベントは過去に発生しているのでなくはないかな。
というあたり。
王玉は状況整理したいんだけど、個体の識別が難しいのでなかなかこれだ!!という状態に辿りつけないんですよね。
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