ぼくと彼女に降る夜―フェイクマスター~虚無を語る者 このエントリーをはてなブックマークに追加 ぼくと彼女に降る夜―フェイクマスター~虚無を語る者

ぼくと彼女に降る夜―フェイクマスター~虚無を語る者 (富士見ファンタジア文庫 (144-5))

表紙がなんだか……と思った。これなら、前巻の
ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者 (富士見ファンタジア文庫 144-4)

の方が素敵です。

さて、ぼくと彼女に降る夜一巻からおよそ一年ぶりです。
内容なんて、ろくにおぼえてないけど、これだけは覚えてる。

ヨルかわいいよヨル。

ええ、ホント。
これだけはしっかり覚えてます。
大まかな内容は覚えてはいますけどね。

今回は「偽」の魔乖術師が相手。
「偽」は幻惑の使い手みたいなものです。
そのおかげで、ナイトが、ヨルがダマされてため、読んでいても現実なのか、幻なのかとだんだんわからなくなってきました。
ただ、一巻の方が面白かったーなと思って読み終えたら、作者曰く今回は前回説明しきれなかった設定などを書くことが目的だったっぽい。

確かに八祖の起源、魔乖術師の元、魔王やらなにやらいろいろ出てきた上に、ナイトには何かあるなというのがよくわかった。
展開的にどうなっていくのかわからないけど、魔王と呼ばれる存在、ナイトの秘密、絢爛なる魔宴の秘密などなどが、今後の展開だろうな。
また、垣間見えたヨルの過去。それだとやっぱり、ナイトとヨルの間には過去に何かあったのか。

そして、シュガー、こと佐藤杏子が絢爛なる魔宴に関わってきそうだし。どうやら、魔乖術師と魔術師は違うらしい……。うーむ。

ま、ヨルかわいいよヨルなので、なんの問題もありませんが。